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こちらは真桜鴻槻個人サークル「朱麟堂」の情報サイトです。 管理人は平安時代の半ばごろ、今昔物語集25あたりが好きな絵描きです。 日本史サークルを名乗っていますが史実を重視する方には不向きです。歴史の勉強には使えません。 同人誌・コミケ等の言葉を知らない、ご理解の無い方は、ブラウザの戻るをどうぞ。 既刊ご入用、他ご用がございましたらこちら↓よりご連絡ください。感想やお手紙的なものでも嬉しいです。 mzkrkzk★gmail.com ★を@に変換してください。お名前とご連絡先も記してください。 |
■2月15日 腐向け注意(今更。) アニメっぽく塗ろうとしたものの、全然そんな感じじゃなくなってしまった… おでこごっちんてしてる構図が好きです! 前髪どっちのがどっちのかわかんなくなってくしゃってしてるのが好きです! 髪のツヤ無理やりにでも繋げるの好きです! ……… ちょこちょこ絵も載せてきたいです… |
■2015年2月7日 冬コミ会場で、この貞盛が、いい!!と教えていただいた、高橋直樹氏の将門小説を読みました。 貞盛が貴公子じゃった…!! やたらと感傷的で、何かするたびにほぼ必ず優美、とか麗しい形容詞が付くのだ。 むしろ自分で云ってる。 私はじめに読んだ将門本に、貞盛が殆んど関わってなかったので、あまり関心がなかったのですが、 少し前に、んんん!?となることがありまして、丁度貞盛ちゃん気になってたので、準主役と云っても過言ではないであろうこの貞盛…萌えた。 良兼に対し「いやでございます」とか、(貞盛の捕虜となっている将門嫁はほったらかしなのに対し)「だがおれを殺すための兵ならば、死ぬまであきらめずに出してくるのだ、うらやましいだろう」 ここ!!!!! 負け惜しみだけどな! これだよ将門貞盛は! 普段の一人称わたしで、丁寧な言葉遣いと微笑を絶やさないのに、この言葉にはすんごい本音が出ているのがいい! 将門は俺様で、力こそすべて、自信が武者であることを貫き通し、相手に有無を云わせず絶対、であった。どこまでもカコイイけどな。 わたしはちょっとバカで単純だけど融通が利かないくらい真面目で素直で情に弱いキャラのが好きだなー 貞盛とは、同じ一族で従兄弟で幼なじみで朋友だけど、敵同士で、全力を挙げて殺しに掛かってくるってのがいいんだ…!!とか考えはじめると萌え要素が発生しだしますね… 貞盛視点でみてると、こんな魔王みたいな将門相手に敵うのか、貞盛ピーンチ!!と、この将門至上主義のわたしが段々貞盛ちゃんが心配になってくると云う…(笑) 逃げて逃げて逃げて、それでも最後すんごい頑張ってすんごいコワイけど単機で将門に向かってくるの。勿論全く敵わないんだけど。 将門貞盛がそれぞれ、一緒に過ごした頃のことを度々思い返すのですが、 もし共に同じ道を歩めていたら…、そんな未来を考える貞盛が切なかったです。 玄明出てこないとか、歌(よそにても 花の便りに?)も貞盛作になっていたり、気になるとこも多々ありましたが、小説作品として個性が強かったと思いました。 そのお方、高橋氏は曽我兄弟が一番好きだと仰ってみえたので、引続き、曽我兄弟の密命を読もうと思います。 あとねー、これ貴重な良文さんが出てきてて、四郎ちゃんも、こうだったらいいなーって思ってたとおりにして貰ってたのでありがとうございましたって気分。 とか思ってたら、最後キツかった……… 将頼・将平のキャラもしっかりしていて、兄弟スキーにはたまらない、けどしんどい。けどたまらない。 ついでにマサカドもの、瀧夜叉良門のも含めまとめ。江戸時代に書かれたものは大体もう死んでる。 「江戸っ子気質がに庶民に人気」ってほんまかいなって扱いしかされてない気がする…お姫も悪女・烈婦カテゴリだしね… 鶴屋南北・金幣猿島郡(脚本) 1829 近松門左衛門・関八州繋馬(浄瑠璃) 1724 山東京伝・善知鳥安方忠義伝 1806 女将門七人化粧 1792 (これの内容がよく分からないので、名前だけで内容に関係はないかも) 時代世話二挺鼓 1788 忍夜恋曲者 常磐津 1836 余談ですが因みに馬琴の八犬伝 1814刊開始・1842完結 しのちゃんや毛野の女性成分的なものにもちゃんと元ネタがあるのですが、このあたりの時代に萌えブーム的なものもあったのだろうと思われる。 ここ100年くらいの歴史小説(創作色が強いものは省きました) 真山青果(戯曲) 吉川英治 海音寺潮五郎 童門冬二 高橋直樹 因みにわたしがはじめに手に取ったのは吉川英治で、これ、ハイパーヘタレ将門です。 海音寺版は大河ドラマの主役向きの性格でしたね。 夏コミ申込みま…せん…年末に、夏も出ます!!とか張り切って答えておいてすみません。左は作っておいたカットで、純友でした… きちんと原稿仕上げて本作ってから申込をしたいと思います。 また年末にお目にかかれるといいな…! そして拍手のお礼絵替えました。2種類あるので見ていって貰えるとうれしいです。 将門貞盛は身長差30cmくらいあるといいよ! |
□風波常にやむべくもあらず(仮) (かぜなみつねに やむべくもあらず) 2014/12 平忠常本。 こんなかんじ→ [pixiv] http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=47616268 | |
□私説南北・金弊猿島郡(きんのざいさるしまだいり)試作篇予告號 2004/12 鶴屋南北の戯曲「金弊猿島郡」を漫画で描こうとしたその予告。 こちらで見られます→ [pixiv] http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=21642150 | |
■ニライカナイ 2003/8 純友本。 | |
| □廻(めぐり) 東京の将門関連寺社を廻ったレポ。 |
□月煌那由多(げっこうなゆた) 2001/12 映画「五条霊戦記」本その2 | □無何有蓬莱(むかうほうらい) 2001/1、改訂2001年2月 映画「五条霊戦記」本。 |
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□ゆら海の月映を(ゆらわだつみの つくはえを) 2000/6、再版2001/8 皆川博子著「瀧夜叉」 道摩本。 |
■天地共鳴 1999/2 ★改訂版 2001/9 平将門本。 |
■12月29日 ろくろく販売品のお知らせも出さずに新刊と当日…でしたが、c87お立ち寄りくださいましてありがとうございました! 夏と時間による混み具合の変化が違うな〜と思いながら会場を見つつ、 カタログ見て来てくださった方も当日ばったり見付けてくださった方も、ありがとうございます。 この度、特に12月に入ってからはすごく長かったような、あっと云う間だったような… 中身が追い付いてませんが、将門・純友・忠常と、サークルスペースに3人並べることができて、わたしはこっそりと嬉しかったです。 将門サマ好きさんと、 貞盛ちゃん好きさんと、 純友好きさんと 忠常好きさんと! 頼信好きさんにお目に掛かれて感無量でした。 わたししどろもどろですみません; 教えていただいた本を即行で注文し、楽しみでたまりませんんんんん!! 12/28の時点でもう既に1冊発送されている!!!!! 既刊にもお目を留めて貰え、もうちょっと多く持って行けばよかったなーと思いました。 当日、手に提げて持って行くので、ついついもっと減らした方が…となってしまうのです; 通販する程までの需要はないと思いますので、次回申込(予定)の夏にまたお目に掛かれると嬉しいです。 新刊(仮)は今回の間に合わせなので他イベント等での販売はいたしません。 …夏コミ以前に原稿が揃えばコミティア出てみたいな、とか云ってみたり。でもその前に、原稿が揃ったらまずまたスキャンし直しだ…また60枚(以上)!! 本文以外は極力省いたので、ちょっとだけ新刊のはなしを… メインの話の大筋は今昔物語集から、 タイトルは紀貫之、土佐日記内「〜風波とにに(急に、すぐには、を常に、に)やむべくもあらず(やまないであろう、)」から借りてきました。 将門関連の本を読んでいると純友と、次いで忠常のはなしが出てくるのですが、 忠常は当初、何を読んでも本当なーんにもイメージがちっとも湧いて来なかったので、あんな性格です。 頼信は、今昔物語集を読んでいると、生きてて楽しいだろうなぁ…と思えたのであんなです(笑) …そして少しだけど良文さんを動かせたとこが本懐を遂げた感。 ちょっと気が早いですが次の本は、 以前予告だけ描いた例のにょた本(わたしはまだ諦めたわけではないんだ…!!ネームはあるのであとは早い)か、 引続き、頼信と忠常がただひたすらにイチャコラしてる本(すべて妄想なので早い)か、 将門と貞盛あれこれが描けたらなー(これから補給しつつなのでまだ何も出来てない…) などなど考えてます。 まぁ、のんびりぼちぼち、自分が楽しんで描けたらなー、と思っております。 拍手ありがとうございます!今から、年賀状書きつつ ここのちょっと記事を書き足して、拍手お礼絵を新しく描きます。 |